激務に負けない看護師になろう

看護師のうつ病

慢性的な疲労によるうつ病

慢性的な疲労によるうつ病

何十年か前まではうつ病というのはもの凄く特殊な病気で精神外来やメンタルクリニックに頼る人というのは社会の中でも少数派に属していました。しかし近年は社会がストレスフルになったのかうつ病をはじめとした精神疾患を患って精神外来やメンタルクリニックの門を叩く人が急増しています。特に精神外来のなかでも最もメジャーなのはストレス性のうつ病と言って良いでしょう。仕事が極端に忙しかったりパワハラに遭遇したり、あるいは極端なプレッシャーにさらされるなどすると心を壊してうつ病になってしまいます。

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うつ病の問題

そもそもうつ病がどういった病気なのか、身近に罹患した人がいないとなかなかわからないかもしれませんが、大げさにかつ簡便に言ってしまえば極端な無気力です。元来の性格が快活でやる気に満ち溢れ行動的な人物であっても、うつ病に罹患してしまうと何に対してもやる気が起きず、ひどい場合は起き上がることもできません。これがうつ病の大きな問題につながり、一度こうなってしまうと職業人としての社会生活が営めなくってしまうのです。なぜなら起き上がったり動いたりすることそのものが辛いことになってしまうので、当然仕事に行くこともできません。またうつ病が恐ろしいのは一度罹患してしまうと簡単には治らず、ひどい場合は何年も症状を引きずってしまうことです。

看護師がうつ病になってしまうわけ

実はうつ病は看護師にとっても身近な病気で、激務によって心身が弱ってしまいうつ病に罹患してしまう看護師というのは多いのです。そもそもうつ病の原因ですが一般的には過労が一番多いと言われており、超過勤務も多く疲れている看護師はうつ病にかかりやすいと言えます。また不規則な生活習慣もうつ病の原因になりやすいと言われており、日中に太陽光を浴びられるかどうかでだいぶうつ病の罹患率が変わるとも言われています。夜勤も多く救急患者の対応などもあって生活習慣が乱れがちな看護師はそういった面からもうつ病に罹患しやすいと言えるでしょう。

うつ症状のチェック方法

うつ病にかからない為のポイントですが、症状が軽いうちにストレスを和らげ無理をしないというのが最も大切です。少し調子が悪いくらいであれば問題ないだろうと無理をする方もいますが、人間の精神は一度壊してしまうと簡単に回復しません。そのため少し様子がおかしいなというくらいで自分を労わることが大切になってくるのです。例えば最近疲れやすくなっていないかや、眠りが浅くなっていないかなどを確認すると良いでしょう。

激務と戦う看護師達

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